ネスレ日本株式会社と<科学的介護>の実現に向けた共同研究をスタート
そのような中、この研究は、“低栄養”または“低栄養のリスクがある”「かくれ低栄養状態」の高齢者を早く見つけ、管理栄養士の指導のもと、データに基づいた栄養改善指導を行うことで、“フレイル”からの克服を目指すものです。また、さまざまなデータが蓄積されることから、科学的介護の実現にも期待でき、将来的には多くの高齢者の健康維持および疾病罹患リスクの軽減等につながると考えております。
(※1)フレイル…健康と要介護の中間の状態(虚弱状態)を意味します。フレイルは、適切なサポートにより、予防や改善が期待できると言われています。
<ネスレ日本株式会社との共同研究>について
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研修名称
「通所介護施設利用者を対象とした栄養評価Webフォーム(MNA プラス)活用による栄養状態の評価に関する前向き観察研究」
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概要
①“低栄養”または“低栄養のリスクがある”ご利用者様を見つける。
→当社グループの通所介護ご利用者様に対して、ネスレ日本株式会社が提供する栄養アセスメントツール「MNA プラス」を活用します。
②“低栄養”または“低栄養のリスクがある”ご利用者様に対して、栄養改善指導を行う。
→管理栄養士(※2)指導のもと、栄養補助食品の摂取等を行います。
(※2)管理栄養士…ご利用者様への栄養改善指導は、公益社団法人日本栄養士会認定の「栄養ケア・ステーション」の管理栄養士が行う計画です。
③体重推移や栄養状態を測定しデータを蓄積。栄養改善効果の研究を進めていく。
→当社グループの通所介護ご利用者様に対して、ネスレ日本株式会社が提供する栄養アセスメントツール「MNA プラス」を活用します。
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対象人数
120名
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主要評価項目
観察開始後3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月及び12ヵ月の体重変化 ※2022年を目途に第一回目の研究成果を発表予定
■本研究はヘルシンキ宣言に基づく倫理的原則に基づき、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」ならびに「個人情報の保護に関する法律及び、関連通知」を遵守し、実施いたします。
以上
【参考URL】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000011140.html