【長寿のスパイス】ピーマンはビタミンの宝庫

ピーマンの青臭い匂いはビラジンという成分によるもので、
血液をサラサラにする働きがあり、血栓の発生や高血圧を予防する作用で注目されています。

ビーマンには、ビタミンCが豊富に含まれていますが、ビタミンCは、安定していて壊れにくいのが特徴です。
それはビタミンCを酸化から守るフラボノイドが含まれているためで、加熱しても損失が少ないので、炒めたり、油で揚げたりして食べる事ができます。

ピーマンと言えば、鮮やかな緑、黄色、赤、紫、白など色々な種類の物があります。
癌の予防や免疫力の強化に、緑黄色野菜に含まれているカロテンの効用が高く評価されていますが、ピーマンはカロテンに塊のような野菜です。

ビタミンCもたっぷり含まれており、ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、張りのある肌を作るのに欠かせません。

また、メラニン色素の代謝を推進する作用もあり、太陽の光線が強くなる季節に、シミを予防する効果が期待されます。

大ぶりのピーマン1個に含まれるビタミンCはレモン1個分に相当するほど多いのです。

夏にぴったりのピーマンですが、選び方にコツがあります。

ピーマンは肌が滑らかで、肉厚の物を選びましょう。
ヘタの部分が新鮮な事も大切なポイントになります。