ご自宅で作る、おかゆ・きざみ・ミキサー食では栄養が不足する事があります。
細かくきざんだり、料理にだし汁をまぜてミキサーにかけたりすると、食事のかさが増します。
そのため同じ量を食べても摂取する栄養が少なくなりがちです。
食べる・飲みこむ機能が衰えている方は食事に時間がかかり、たくさん食べられないので、栄養を十分に摂れていない日が続けば、低栄養につながるリスクも高まります。
低栄養を防ぐためには、嚥下調整食で摂れた栄養量を把握し、不足した栄養を補給する補助食を摂るなどの工夫が必要です。
低栄養になると、移動や食事など、日常生活における基本的な動作も鈍くなり、さらに口から食べられる量が減ってしまいます。
市販の介護食を上手に取り入れてみませんか
低栄養を防ぐためにも、上手に介護食を取り入れてはいかがでしょうか。
市販の介護食は冷凍食品になっている物も多く、日持ちします。
管理栄養士が栄養バランスを計算してお料理を作っているので、安心です。
また、レンジで温めて食べるだけなので調理の手間が省け、お料理を作る時間を他の時間に充てることができます。
市販の介護食の上手な取り入れ方
・おかずの1品を市販の介護食にして、副菜とおかゆ、お味噌汁はご自宅で調理する。
・普段は全て手作りをしているが、土日はゆっくりしたいので、市販品を利用する。
・日中はデイサービスで手作りのバランスの取れたお食事をしてくるので、夕飯に市販の介護食を取り入れる。
など、生活に合わせて介護食をうまく取り入れてみてはいかがでしょうか。