【介護のマメ知識】EAT-10(イート・テン)をご存じですか?

EAT-10(イート・テン)をご存じですか?

 

自宅で家族が嚥下評価のセルフチェックが可能なEAT-10についてご紹介します。

介護を受けているご家族が、飲み物でむせたり、食事に時間がかかるようになっていません

か?
EAT-10(eat10、イートテン、イート・テン)は、10個の質問に答えるだけで、簡単に嚥下状態をチェックできる便利なツールです。

また、定期的にチェックを行うことで、ご家族の状態の変化にいち早く気づくことも重要です。
「嚥下障害の可能性あり」と出た場合は、専門家にしっかり診てもらうことをおすすめします

◆EAT−10の内容はシンプルな10個の質問に5段階で回答

EAT-10は10個の質問で構成されており、その質問は以下の通りです。

1)飲み込みの問題が原因となり、体重が減少した
2)飲み込みの原因が外食に行くための障害となっている
3)液体を飲み込む際、余分な努力が必要である
4)固形物を飲み込む際、余分な努力が必要である
5)錠剤を飲み込む際、余分な努力が必要である
6)飲み込むことが苦痛

7)食べる楽しみが飲み込みの問題により影響がある
8)飲み込むときに食べ物が喉に引っかかる
9)食べるときに咳が出る
10)飲み込むことにストレスが大きい

そして質問に対する回答は(0:問題なし、1、2、3、4:ひどく問題)の中から一つを選択する形式となっています。

EAT-10嚥下アセスメントツール(PDF718kb)はこちらからダウンロードできます。

各質問の合計点で3点以上は医師への相談が推奨される

各質問の回答はそれぞれ、0点、1点、2点、3点、4点と計算され、10個の質問の合計を算出します。(最大40点)
合計点が3点以上であれば嚥下障害が疑われ、医師へ相談することが勧められています。

ではここで、実際にご家庭でEAT-10をどのように活用するといいのかご紹介しましょう。

EAT−10が2点以下の場合には引き続き観察が必要

合計点が3点以上であると専門家の診断を仰ぐ必要があるといわれるEAT-10ですが、その点数に満たなくても注意が必要です。
3点より低い場合でも引き続き食事場面の観察やそのほかの嚥下機能の検査が必要となることもあるからです。
高齢者の嚥下状態は認知症の進行やそのほかの疾患など、そのときの状況に大きく左右さるため、注意深く見ることが重要です。

定期的なチェックで変化に気づき、誤嚥性肺炎の予防もできる

家族や介護者が嚥下機能の障害を疑う際には、中枢神経疾患や変性疾患などの原疾患を持っておられる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
変性疾患の場合にはその進行度合い、中枢神経疾患の場合でもその時々の体調などにより、嚥下が十分に行えなくなってくることもあります。
日々の生活の中で食事の様子を観察したり、またこのEAT-10を利用し定期的に評価することにより、誤嚥性肺炎を防いだり誤嚥によるトラブルを防ぐことが可能となります。

まとめ

簡単にできるセルフチェックを取り入れ、嚥下状態を把握しましょう。
嚥下状態の悪化による誤嚥性肺炎を未然に防ぎましょう。

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